接続編 †
Last-modified: 2009-02-22 (日) 20:50:53
接続回線 †
インターネットをするには、色々な通信方法があります。
いくつか上げてみますが、これが全てではありません。
ADSL †
ケーブル †
ISDN †
一般加入回線 †
経路調査 †
サーバへの経路で障害が起きているかどうか調べるには、pingやトレースルートを使うと、簡単に調べることが出来ます。
ping(ピング) †
サーバ単体に対してレスポンスを調べられます。
- コマンドプロンプト(通称:DOS窓)を開きます。
- 「ping ***.***.***.***」と打てば反応が返ってきます。
(pingの後ろは半角スペースが入ります。)
ホスト名でも可能。オプションもいろいろつけられますので、一度検索ででも調べてみましょう。
tracert(トレースルート) †
自分のPCから目的地までの経路とその反応速度を調べられます。
- コマンドプロンプトを開きます。
- 「tracert ***.***.***.***」と打てば、入力したサーバまでトレースできます。
(tracertの後ろは半角スペースが入ります。)
ホスト名でも可能。
画面 †

注意点 †
- コマンドプロンプトは、
XPの場合:[スタート→すべてのプログラム→アクセサリ]の中にあります。
「ファイル名を指定して実行」でcmdと入力でも起動します。
- 「***.***.***.***」は調べたいサーバのIPアドレスを入れます。
- これらはサーバに負荷がかかりますので、打ちすぎ注意しましょう。
- ホスト名での実行は、こんな感じです。
例:「tracert wpatch.ragnarokonline.jp」
IPアドレス †
インターネットやイントラネットなどのIP*1ネットワークに接続されたコンピュータ1台1台に割り振られた識別番号。
・・・と難しい言葉を並べてもあれなので、簡単に言えば、インターネット上の住所とか、電話番号の意味。
しかし、こういう表現をするから、「IPがばれたら住所がばれる」とか、「電話番号がばれる」とか言う勘違いをする人が増えるわけです。
まぁ、「IPがばれたらどうなるんですか?」とか、「IPからどこまで情報が解るんですか?」とかは、よくある質問で、私的な答えは、「分かったところで何もされない。」ということです。
インターネットをやってれば、ある程度の情報は普通に垂れ流しになっています。
その情報と言うのは、
- 「IPアドレス(会社や学校の場合はその名前、組織名)」
- 「使っているOSとそのバージョン」
- 「使っているブラウザとそのバージョン」
- 「いつその人が見たか」
- 「どれくらいの時間見たか」
- 「どのサイトから来たか」
- 「サーチエンジンの場合はどんなキーワードで検索されて飛んで来たか」
- 「大体の地域(県名程度)」
こんなところでしょう。
詳しく知りたい方はこちらで確認できます→ENV
例え話ですが、電話帳を見れば電話番号は載っていますが、それを見ただけでいたずら電話をかけてくる人はいてるでしょうか?いてませんよね。*2
結局、何が言いたいかと言うと、「気にしすぎ」と言うことです。
本当にIPアドレスがばれてやばい人というのは、やましいことをしている人でしょう。
自分がやましいことをしていないのならば、普通にネットしている分にIPアドレスとかがばれたところで、まったく問題ありません。
おまけ †
- 自分のPCのIPアドレスを調べる方法
- コマンドプロンプトで、「ipconfig」と入力しEnter。
IP Address----自分のPCのIPアドレス
Subnet Mask----サブネットマスク
Default Gatway----ディフォルトゲートウェイ
ただし、ルーター等でLANを組んでいる場合は、「プライベートIPアドレス」が表示されます。
- 一般的に「プライベートIPアドレス」では、以下の番号が割り当てられています。
「10.x.x.x」「172.16.x.x〜172.31.x.x」「192.168.x.x」
※次のような場合、「プライベートIPアドレス」が割り当てられている可能性があります。
- 会社などのネットワーク(LAN)に属しているコンピュータ
- ブロードバンドルータ、ダイヤルアップルータなどのルータを導入している場合
- ルータタイプのADSLモデムを利用している場合
- CATVなど一部のプロバイダ
この場合、「グローバルIPアドレス」を調べるには、ルーター等の設定画面などで表示されるはずなので、そちらで確認してください。
こちらでも確認できます→ENV